WHISKY
おすすめのウイスキー(税込)
- シングルモルトウイスキー安積 2018-2022(¥3300)
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福島県の笹の川酒造がつくるシングルモルトウイスキーのご紹介。
笹の川酒造は創業1765年の老舗酒造メーカーで、ウイスキーの生産は1946年から行っています。
しかしウイスキーが低迷していた時代に一度は生産を停止。その後はストック原酒と海外のウイスキーをブレンドする形で商品を販売していました。2016年からは新しく製造設備を導入し「安積蒸溜所」を操業。シングルモルトウイスキー造りを再開させています。このボトルは安積蒸溜所で製造した一樽を厳選し、特別にボトリングしたもの。209本限定となるシングルカスク・モルトウイスキー。ノンチルフィルター(非冷却ろ過)、ナチュラルカラー(無着色)仕上げ。福島県とファッションブランド「BEAMS」とのコラボボトル。なぜビームスとコラボになっているかはわかりませんが…(ファッションブランドとジャパニーズウイスキーのコラボは珍しいです)
2018年蒸留、2022年ボトリングの4年熟歳。熟成樽はファーストフィルのバーボンバレル。
レモン、バニラ、キャラメル、マンゴー、モルト、オレンジピール。
口に含むと甘くてエレガント。フルーティーでビター。ややアルコール臭。
フィニッシュにかけて柑橘と樽香がメインになっていきます。アルコール度数が強いだけに粗削りな部分もありますが、しっかりと熟成してアロマは豊か。
安積のシングルモルトは今回のボトルで飲むのが2回目ですが…
フルーティーなフレーバー主体となっており、「ノンピート麦芽で仕込んだスペイサイドモルト」のような個性があります。蒸留所としてはまだまだ若いので、シングルモルトはほとんどリリースされていません。貴重なウイスキーをぜひお試しください。
- フィンラガン オリジナル(¥1650)
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フィンラガンはボトラーズ会社「ザ・ヴィンテージ・モルト・ウイスキー・カンパニー」がリリースしているシングルモルト。ブランド名はアイラ島にかつてあった古城の名前から。蒸留所は明らかにされていません。潮気さとピーティーな風味がしっかりとしたアイラモルトです。
- シングルカスク余市10年 2012-2022(¥3300)
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2012年6月18日樽詰め
2022年9月30日瓶詰め公式テイスティングノート
『香り 新樽由来のバニラやカスタードを思わせる甘い香りや厚みのあるモルト香を、
青りんごやオレンジのフルーティさが彩る。 味わい 樽のバニラ、塩キャラメル。
丸みのあるモルト、 ドライフィグ、オランジェット。 複雑な味わいと、ビタースイートな余韻。』柿崎のテイスティングノート
バニラ、オレンジビターズ、キャラメル、熟したメロン、メントール。
長期熟成のバーボンウイスキーやコニャックのような芳香。
口に含むとドライでビター。洋梨、ドライアプリコット。アルコールの刺激と複雑な余韻が長く続きます。
オフィシャルの余市のようなスモーキーさは感じません。口開け直後(10分後)にテイスティングしたので、少しかたい印象でした。
ピートをあまり感じなかったのがちょっと不思議。
バニラ香主体で複座な味わい。香りがとにかくすごい…
- グレンターナー12年(¥1650)
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グレンマレイ蒸留所で造られているもう一つのシングルモルト。
ワインカスクを積極的に使用しているグレンマレイとは対照的に、グレンターナーは王道となるバーボンカスクで熟成しています。ドライでスムース。クセが少なくすっきりとした個性。
- バスカー シングルモルト(¥1650)
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バスカーはアイルランド・カーロウで2016年に操業した「ロイヤルオーク蒸溜所」で造られています。
ロイヤルオークは、「シングルモルト」「シングルポットスチル」「シングルグレーン」
の3種のウイスキーを生産しているアイルランドで唯一の蒸溜所です。シングルモルトはアイリッシュウイスキー伝統の「3回蒸留」で生産。
バーボン樽とシェリー樽で熟成した原酒をバランス良くブレンドし、味わいの引き立つ44.3%でボトリングしています。
バニラ、オレンジ、洋ナシ、ハチミツ、金柑のど飴、キャラメル。
甘やかな香りが主体。口に含むとまろやかでスムース。
甘みがありクリーミー。クセがなく、中盤以降も穏やかに広がります。
フィニッシュにかけてはドライで余韻は短め。全くクセがない、スッキリと飲めるシングルモルト。
ブッシュミルズ・シングルモルトと比較すると、少しやさしい印象です。
やや飲みごたえに欠けるので、ストレートかロックがおすすめですが…
ウイスキー初心者向けにはハイボールでもいいと思います♪
- 宮城峡ピーテッド(¥3300)
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モルティーな個性を持つ宮城峡ですが、余市のようなスモーキーさを与えればどうなるのか…
このウイスキーに答えがあります。